2025/10/15 10:00
職場でできるメンタルケア
心や体の不調を抱えながら出勤し、本来の力を発揮できない――
この状態を「プレゼンティズム」と呼びます。
日本ではメンタル不調による経済損失が年間約7.6兆円にのぼり、
そのうち7.3兆円がプレゼンティズムによるものといわれています。
欠勤(アブセンティズム)よりも見えにくいこの問題は、
集中力の低下やミスの増加、周囲への負担などを通じて
職場全体の生産性に影響を及ぼします。
とはいえ、対策は難しいものではありません。
最も効果的なのは**日常的な「声がけ」と「気づき」**です。
「調子はどうですか?」「最近忙しそうですね」――
そんな一言が、孤立を防ぎ、早期のサポートにつながります。
どれほど立派な制度を整えても、
日常的な声がけがなければ意味をなしません。
小さな気づきの積み重ねこそが、
温かく健やかな職場づくりの第一歩です。
💼社会保険労務士事務所 かれいどすこーぷより
私たちは、「人を大切にする職場づくり」をテーマに、
メンタルヘルスや人事労務の課題に寄り添ったサポートを行っています。
制度や仕組みだけでなく、日々のコミュニケーションを大切に――
企業と人がともに健やかに成長できる環境づくりをお手伝いします。