2025/08/26 10:00

退職も人的資本 ― オフボーディングの重要性

オフボーディングとは
従業員が退職の意思を示してから実際に退職するまでのプロセスを指します。
入社後の定着を支援する「オンボーディング」の逆の概念であり、円滑な退職手続きを進めつつ、                                               良好な関係を維持することを目的としています。

なぜ注目されているのか

  • 退職者は将来の再雇用や協業の可能性を持つ「人的資本」の一部

  • 退職理由の分析を通じて、組織課題や改善点を把握できる

  • 知識や業務の円滑な引き継ぎが、安定した組織運営につながる

  • アルムナイ(退職者ネットワーク)の形成によって、新たな価値創出の可能性が広がる

企業に求められる対応

  • 退職者との面談をマニュアル化し、属人的にならない仕組みを整える

  • 感情的ではなく、傾聴姿勢を大切にしたコミュニケーションを行う

  • アルムナイとのつながりを維持し、組織に還元できる仕組みを導入する


社会保険労務士事務所かれいどすこーぷでは、

  • 退職面談の進め方や対応マニュアルの整備

  • 業務や知識の引き継ぎに関する仕組みづくりの支援

  • 再雇用・アルムナイ制度に関する制度設計支援

など、オフボーディングに関わる人事・労務の実務をトータルでサポートいたします。

※本記事は、社会保険労務士事務所かれいどすこーぷが執筆・掲載しています。