明日12月7日は、二十四節気の「大雪（たいせつ）」。
“たいせつ”の読みには、
「大切にしたいことを見つめ直す時期」という想いを重ねたくなります。

冬本番を迎えるこの時期は、
体調管理や休息など、つい忘れがちな“基本”こそ大切です。
仕事でも同じように、小さな気づきや丁寧なケアが
大きなトラブルを防いでくれます。

この冬、皆さんはどんな「大切」を意識して過ごしたいですか？
どうか温かくして、無理のないペースでお過ごしください。

❄ 労務のワンポイント

冬は、体調不良による欠勤や遅刻が増えやすい季節です。
会社としても、

　・無理のない働き方

　・適切な休暇取得

　・早めの体調相談

　　を促すことで、従業員の健康と業務の安定を守ることができます。

“人の健康を大切にすること”は、
冬の職場づくりの大切なテーマのひとつです。

従来の健康保険証は、令和7年12月1日をもって使用終了となりました。
すでに有効期限を過ぎているため、医療機関では マイナ保険証 または 資格確認書 が必要です。
マイナンバーカードを健康保険証として利用するためには、事前の 「健康保険証利用申込み（登録）」 が必須です。

以下は、従業員の皆様が迷わず登録できるようにまとめた手続き方法です。

🟦 1．マイナ保険証利用に必要な暗証番号

マイナ保険証の登録には、次の暗証番号を使用します。

✔ 必要な暗証番号

・4桁の暗証番号（利用者証明用電子証明書）

✔ 補足

・行政手続きの中には、6〜16桁の署名用暗証番号を使用するものもありますが、
　マイナ保険証登録では基本的に使用しません。

※4桁の暗証番号を忘れた場合は、再設定手続きが必要となります。

🟦 2．健康保険証として利用するための「利用申込み」

次のいずれかの方法で登録できます。

✔ 方法①：スマホ・パソコンから（マイナポータル）

最も簡単で推奨の方法です。

【手順】

1．厚労省公式ページへアクセス
　👉 https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_08277.html

2．「健康保険証として利用する」を選択

3．マイナカードを読み取る

4．4桁の暗証番号を入力

5．登録完了（即時反映）

✔ 方法②：セブン銀行ATM

全国のセブン銀行ATMで登録可能です。

必要なもの

・マイナンバーカード

・4桁の暗証番号

手順

1．ATM画面の「マイナンバーカードのお手続き」

2．「健康保険証として利用申込み」を選択

3．カード読み取り → 暗証番号入力 → 完了

✔ 方法③：医療機関・薬局の窓口（顔認証付きカードリーダー）

顔認証付きカードリーダー設置の医療機関・薬局で
その場で「利用申込み」ができます。

ポイント

・受診ついでに手続き可能

・登録後すぐに保険証として利用可能

・対応医療機関は全国多数

🟦 3．よくあるエラーと対処

①4桁暗証番号のロック
→ ロックされた場合は再設定手続きが必要

②ICチップ読み取りエラー
→ カード不具合の可能性 → 再発行手続き

③利用申込み未完了
→ マイナポータル／ATM／医療機関窓口で再登録

🟦 4．早めの登録をお願いいたします

医療機関では制度切替に伴う混乱が続いています。
事前の登録により、一時的な自費負担・窓口トラブルを回避できます。

（出典：11月28日付 日本経済新聞電子版）

師走に入り、何かと慌ただしさを感じる季節となりました。
今年も残り1ヶ月、皆さまの職場でも日々の業務調整が進んでいる頃かと思います。

最近話題となっているのが、
企業で利用が広がる 障害者雇用の代行サービス です。
自社だけでは受け入れが難しい企業にとって有効な仕組みである一方、
“形式的な雇用” に偏らない運用が課題として指摘されています。

国は現在、
サービスを否定するのではなく、適切に活用するための指針づくり を進めています。
法定雇用率の達成だけでなく、障害のある方の働きがいや成長につながる環境づくりが重要です。

当事務所としても、企業の皆さまが正しく制度を運用し、
より良い障害者雇用を実現できるよう引き続きサポートしてまいります。