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2026-02-16 10:00:00
📢高年齢者の労働災害防止指針が公示されました
令和8年2月10日、厚生労働省は
「高年齢者の労働災害防止のための指針」を公示しました。
少子高齢化が進む中、職場における高年齢労働者の増加は今後も続くことが見込まれています。
本指針は、年齢による身体機能や注意力等の変化を踏まえ、事業者が取り組むべき安全衛生対策の方向性を示したものです。
指針の主なポイント
1.安全衛生管理体制の確立
高年齢者の特性を踏まえた作業管理や健康管理の体制整備が求められています。
2.作業管理の見直し
・ゆとりのある作業スピード
・無理のない作業姿勢
・重量物の小口化
・複数作業の同時進行による負担軽減
・短時間勤務や隔日勤務などの工夫
「経験があるから大丈夫」という前提ではなく、変化を前提とした作業設計が重要とされています。
3.暑熱作業への対応
高年齢者は暑さや脱水に対する感覚機能が低下しやすいとされています。
意識的な水分補給の推奨、始業時の体調確認、熱中症発生時の手順整備が求められています。
4.情報機器作業への配慮
長時間作業を避け、適切な休止時間を設けるなど、身体的・精神的負担の軽減が必要とされています。
今後の実務対応について
本指針は努力義務ですが、労働災害が発生した場合には、安全配慮義務の判断材料となる可能性があります。
高年齢者の経験や技能は、企業にとって重要な財産です。
その力を長く発揮していただくためにも、作業内容や勤務形態の見直しを検討してみてはいかがでしょうか。
ご不明点や自社対応のご相談がありましたら、お気軽にお問い合わせください。